Youtube動画公開「きこえにくい座談会」(Long Ver.)
「きこえにくい座談会」(Long Ver.)
テキスト解説を読む
相手の声が読める電話、ヨメテル
電話で、めちゃくちゃ小さい声で話す人いるよね?
スマホをね、耳にぐーって押し当てても
聞こえないときがあるんですよ
聞き返すことがありますとか
自分は難聴なんですと伝えるようにしています
自分の聞こえる力が落ちてるんだというのを
今年になってね分かって
それで補聴器にしたんですよ
補聴器つけたまんまだと
マイクにうまく音が入る距離を考えて
絶妙に離して、耳かけのときは
後ろにマイクがあるからそっちにあてたりとか…
小さいときから難聴だったんですよね
電話ができる相手っていうのが
僕が聞こえないことを知ってる相手に限られたんですよ
会社に入った後、いろいろと営業の電話とか
職場にかかってくるじゃないですか
鳴ってるのは聞こえるんですよ
鳴ってる。どうしよう、どうしようってね…
私も中途失聴でして
電話をよく使っていたのは30年前なんですね
中学生ぐらいのときまで、男性の低い声が苦手だったんですよ
男性の場合は全く聞こえなくて
すごく不安なときがありました
私がまだ中度の難聴とか高度の難聴のときは
たまに電話するときがあって
静かな部屋に移って
これで私は電話できるぞという万全の体制を整えて
電話をするというような…
間違えると怖いので
日時はあとでテキストしてくださいって…
明らかにメモもとれるし余裕がある状況なんですけども
やっぱり怖いんで
ごめん、今、手が塞がっちゃってて
とか言いながらメールくれる?なんて言って…
会議のときに準備するものは
マイクとビールとって言われたんですよ
ビールじゃなくて水って言ったんですね
水とビールって似てますよね
子音が分からないので
「アトウ」と「カトウ」「サトウ」という難しいシリーズがあって
名字ものすごく難しい
私の前の出席番号の人がキドさんで、私が久保なんだけど
先生が、キドさんって呼んだときに
「はい」って言ったの
周りのみんながわーっと振り向いて
なんかすごい笑ってたんですよ
最近はもうほんとに聞き取れてなくて
違って聞こえることが多いですね
数字の聞き違いって多いんですよね
1時とか7時とかね
相手の声が読める電話、ヨメテル
それは、通話相手の声を文字にする電話アプリ
実際に使ってみて、あぁ、これ電話だって思いました
私は、中学生ぐらいのときにもう電話が聞こえなくなって
好きな人から電話がかかってきたのに分からなかったんですよ
すっごいつらい思い出があって
それ以来電話は私には無理って諦めたことがあったんですね
自分の声で大切な人に愛を伝えたりとか
気持ちを伝えることができる
私にとってはすごくうれしいことだなって改めて思います
ヨメテルは、字幕が出てくるのがすごく速いんですよ
相手に間の違和感というものをもたせることなく
スムーズに会話ができるなという印象があります
友達のギャグが分かるって
同じタイミングで笑えるとすごいうれしいなって思って
楽しく使ってます
僕の周りにも同じように聞こえにくい仲間が多いんですよね
そういう仲間にもヨメテルを試しに使ってみてこうなんだよ
いいよとか勧めるようになりました
“電話リレーサービスのヨメテルです”
冒頭にこのガイダンスが流れたら、あなたと話したい人がいます