「習慣になった母との長電話」
幼少期に右耳を失聴し、最近、左耳も徐々にきこえなくなった中尾さん。 お母さんとの他愛もない会話がもたらすものとは…?
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(通話相手)ヨメテルができたんで、
千恵の声が聞けたら1日ね、ほっこりして嬉しい。
(中尾さん)ああ、ほんま?
(ナレーション)相手の声が読める電話「ヨメテル」はじめてる?
(1)自己紹介をお願いします。
幼少の頃から、すごい高熱を出す子どもで、
母が気が付いたときにはもう、右側の聴力を完全に失聴していました。
内リンパ水腫という病気を発症しまして、聞こえた方の耳の聴力もどんどん落ちてきて、
音としてはすごく、補聴器をつけてればよく聞こえるんですけども、
言葉の判別が全くできない。ほとんどできなくて、会話が成立しない感じです。
(2)生活に変化はありましたか?
高齢の両親が、ちょっと離れたところに住んでいて、
母の方が、「自分が高齢なので、文字を見たり打ったりするのが難しい」って、
言ってくるようになって、どうやって様子を伺ったらいいのかって思ってたところに、
ヨメテルの運用が始まったので、すぐ登録したんですね。
母とやっぱりコミュニケーションが取りたくて、ヨメテルを登録したようなものです。
諦めてた母の様子を、とんとんと長々と母が話すので、
うんうんって私も聞いて、気が付けば数時間以上母と電話をしていて、
「お母さん、悪いけどこれ通話料発生するからもう切るよ」とか言って切ることが、
毎回のようにあるくらいに、長々と話をすることができたので、
そういう何気ない話なんですけど、こういうふうに聞いてあげることができてよかったな、
と心から思うようになりました。
(3)いつものように使ってみる。
〔発信音〕
(音声ガイダンス)電話リレーサービスのヨメテルです。
あなたの声を文字にして相手に表示します。
(中尾さん)もしもし。
(通話相手)はーい。
(中尾さん)お母さん帰ってきた?
(通話相手)はい、うん。帰ってきてるで。
(中尾さん)無事行ってこられた?
(通話相手)ふふ。それがね。
(中尾さん)うん。
(通話相手)大変なことが起こってね。
(中尾さん)えー、うそ!
(通話相手)うん、あのね。
吉田のゆきちゃんとかよちゃんの、っていうかさよこちゃんのお母さん。
(中尾さん)うん。
(通話相手)一緒に連れて行ってあげてね。
(中尾さん)ああ、はいはい。
(通話相手)で、向こうの歯医者さんに着いたんよ。
(中尾さん)うん。
(通話相手)ほやけど、降りてね、ほいで降りた、降りた途端にね。
フラフラっとしたか、してね、こけたんよ。
(中尾さん)うん。
(通話相手)ほいで帰ってきました。
もうほいで、チカタンでお寿司食べて戻ってきた。
(中尾さん)ああそうなんや。大変やったね。
ほんでお寿司食べたん?
(通話相手)お寿司食べて戻ってった。お父さんと。
(中尾さん)外でどこかで食べてきたん?
(通話相手)うん。もう、あの、チカタンちゃんあるやろ。
(中尾さん)うん。お寿司屋さん行って、食べてきたんや。
(通話相手)うん。あそこへ電話して、「ごはん食べさして〜」言ってね。
〔笑い声〕
(中尾さん)そうか。そらも作る気にもなれへんわな。
ちょっとショックで。
(通話相手)そうやったんよ!
(中尾さん)そっかぁ。
(通話相手)うん。ほいで、千恵の用事は?
(中尾さん)私の用事?
今のお母さんの様子を聞くことやったから、
まあ無事帰ってきてるかなと思ったから、よかったよ。
無事やったかどうかは分からんけど。
(通話相手)私ちょっと言いたいことあるんよ。
(中尾さん)何?
(通話相手)あのね。
(中尾さん)うん。
(通話相手)ヨメテルができたんで、
千恵の声が聞けたら1日ね、ほっこりして嬉しいんよ。
(中尾さん)ああ、ほんま?
(通話相手)あの、ヨメテルがあって、
あの、作ってくれてね、とても嬉しい。
(中尾さん)ああ、ほんま
(通話相手)これがなかったらね。あの、本当に寂しい思いするとこやった。
あの、なんていうか、
もう一人や一人やって、
自分だけや自分だけや、って言うほどね、
とても寂しかったけど、こうして電話できたのでうれしいですよ。
そやからね、あんたに心配かけやんように、
一生懸命自分を鍛え、お父さんと鍛え合って、
支え合いしてね、いかなあかんよなっていうもんで、
元気にいてやなあかんなぁって、
これだけは本当に思いながらきたけど。
〔笑い声〕
(中尾さん)まああの、元気でいてくれたら、こうしてまた話できるようにもなったし。
(通話相手)はい。そんだけですよ。
(中尾さん)分かりました。
(通話相手)元気でいてください。
(4)お気に入りのポイントは?
方言を誤変換されてたとしても、なじみのある言葉なので、
両方を結びつけて理解ができるので、やっぱり分かりにくいところも、
そうやって文字として、なんとなくこういうことを言ってるんだなっていうのを、
両方あってやっと理解できてる感じなので、
そこはヨメテルさんに感謝をしたい感じがします。
その人がどんな、喜んでるのか怒ってるのかって、
そういう微妙なニュアンスっていうか、
やっぱり文字だけではちょっと伝わりにくいところがあるので、
やっぱり音声で聞きつつちゃんと聞き取れない部分は文字で出てきたりして、
両方があって自分が今、どういうことでコミュニケーションをとっているのか、
っていうことがすごく分かる。
(5)あなたにとってヨメテルとは?
ちょっと希望が見えたっていうか。
諦めていたものが、ちょっと先に明かりが灯ったみたいな。
昔の友達とかそういう人にも、電話をちょっと勇気を持ってかけてみて、
話をしてみたらどんな感じかなって今思ってるので。
社会の中の一員としているみたいな、一人じゃないみたいな、
そういう実感させてくれそうなものが、やっぱりヨメテルかなっていう気はします
(相手の声が読める電話「ヨメテル」のロゴ)
カンタン登録、すぐ使える
アプリ上で本人確認ができた場合は、即時に番号が発行され、すぐに使用できます。登録方法や利用料金等の詳細はは以下のリンクをご覧ください。
きこえにくい人へ:登録方法
本特集について
― 相手の声が読める電話「ヨメテル」― 潜在的ユーザは1400万人以上?※
※JapanTrak2018(日本補聴器工業会)
ヨメテルは「電話で相手先の声が聞こえにくいことがある」人へのサービスとして、通話相手の声を文字にする電話アプリです。電話でのスムーズなコミュニケーションを望むすべての人にご利用いただけます。
本特集では、9名の多様なユーザとそのニーズにスポットを当て、ヨメテルで電話をした際の使用感を語っていただきました。実際の通話シーンやおすすめ機能などヨメテルを具体的に知る動画コンテンツです。ぜひご覧ください。
その他のインタビューはこちらよりご覧になれます(順次公開)。